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 開業費用はいくらかかるの? 

飲食店開業費用として、およそ以下のような費用が考えられます。まずは自分のお店にいくらかかるのかを計算してみましょう。計算ではなるべく正確な値を出してください。例えば中古を予定していたのが新品になったとなれば大きく額が変わることもあります。

​自店のイメージや商品開発がある程度進んでいないと具体的な数字がでてきませんので、そこが終わっていない方はまず事業分析をしっかり行いましょう。

【物件取得費】

 □保証金(敷金礼金)

 □仲介手数料

 □前家賃

【工事費】

 □内装工事

 □設備工事

 □外装工事

 □造園工事

 □厨房設備工事

 □看板工事

【什器備品類】

 □イス・テーブル

 □調理用具(ガスレンジ・調理台など)

 □食器類(皿・グラスなど)

 □掃除用具

【その他】

 □事務用品(文房具・レジ・など)

 □消耗品費

 □装飾品

 □音響設備(モニター・楽器など)

 □広告宣伝費

 □商品開発費

 □研修費

 □求人費

【予備費】

 □開業後の運転資金(3か月分くらい)

開業の運転資金について、自店の「固定費+変動費+生活費」で計算してみましょう。

固定費とは、月々の売上に関係なく固定して発生する費用のことで、物件の家賃・リース代などがこれにあります。

変動費とは、売上に関係して生じる費用のことで、食材費・人件費・水道光熱費・広告宣伝費・通信費などがあります。

​生活費はオーナーの1か月の生活費です。脱サラの方々にとっては毎月一定額もらえなくなるので不安な部分でもあります。

開業前なので変動費を計算することは難しいかもしれませんが、運転資金として費用を計算したいので、一番繁盛している状態で計算しておくと余力がでます。

この「固定費+変動費+生活費」が開業後の主な運転資金となります。

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