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 居抜き物件 

居抜き物件は内装工事を抑えることができるというメリットがあります。飲食店開業費用のなかでも内装工事費用はかなりのウェイトを占めます。

初期費用を抑えられるので大変魅力的な選択肢です。

居抜きの場合、前の店舗がどれくらいの期間営業していたのかを調べましょう。不動産管理会社に質問をしてみると良いでしょう。前の店舗の営業期間が短い場合には立地の問題があるかもしれませんので慎重に検討しましょう。

また、前の店舗が閉店してからの期間も調べましょう。長い間入居者がいないということは、そもそもそのお店の雰囲気が良くなかったり立地が悪い可能性があります。また、内装や設備などが古くなり、コストがかかる場合もあります。

居抜き物件を考えている方は以下の点に気を付けると良いでしょう。

□厨房の確認(水が正常に出るか、電気やガスの位置、換気扇、ダクトにフードが付いているか等)

□リース品や買取になる設備や備品があるか

□クリーニングや設備撤去費用がかかるか

□前の店舗の営業形態・年数など

​□不動産会社の評判

実際にあったケースですが、水を出したら赤い水しか出なかったということも…結局工事が入りました。費用は不動産会社持ちでしたが、費用負担も確認しないと危険です。また、不動産会社も完全に物件の把握をしているわけではありませんので、内覧のときにしっかりチェックすることが大事ですね。

また、「内装譲渡金」などという名目で厨房機器やテーブル・イスなどをそのまま使えますよというシステムがあります。予算があれば良いですが、思わぬ出費となりますので、注意しましょう。

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